1947-12-01 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第29号
いかなる點から考えてみましても、それだから公共の福祉に反するという點については理由がないじやないか、こういうぐあいに考えます點と、もう一つの點は、この法律は住居移轉の自由と職業の自由とを兩方に掲げておりますが、私は職業の自由と住居の自由を同日に掲げてはいかぬものである、住居移轉の自由はこれは別個の觀點から立てなければならないのだ、なぜならば、憲法上におきまして居住移轉が公共の福祉に反するというのは、
いかなる點から考えてみましても、それだから公共の福祉に反するという點については理由がないじやないか、こういうぐあいに考えます點と、もう一つの點は、この法律は住居移轉の自由と職業の自由とを兩方に掲げておりますが、私は職業の自由と住居の自由を同日に掲げてはいかぬものである、住居移轉の自由はこれは別個の觀點から立てなければならないのだ、なぜならば、憲法上におきまして居住移轉が公共の福祉に反するというのは、
それからもう一つ法制局長官に伺いたのですが、住居移轉は一般にそういうふうに大きく御解釋なさるのですか。個別的に傳染病のときに移轉を禁止するとか何とかいう法律は出さなければならないわけですか。そういう點が主眼だと考えておりますが、その點いかがですか。